それは淡々と始まる。
いつもの時間に目覚めて、
ほぼ機械的に南広場に向かう。
朝7時、南ゴール裏の列整理を済ませる。
このセレモニーは、
実は前日の「シート張り」で確定している非公式な順番を
公式なものに切り替えるだけのもの。
顔見知りと挨拶を交わし、一旦、帰宅する。
開場は、キックオフの3時間前だが、
南の場合は、
待機列の先頭がBゲート前まで移動するため、
15分前倒しで開門し、
手荷物検査を始めるのが通例。
入場すると、
私たちは定位置を確保する。
早くから並ぶ人たちは、
それなりに自分の位置にこだわりがある訳だが、
5分後には「仕事」が終了する。
現時点で、希望するエリアが重複してしまうケースはなく、
競合がないないのに前日から並ぶ滑稽さに苦笑する。
試合が始まるまでの時間は、実に長閑に過ぎていく。
そして、サポート。
いつでも凱歌を挙げて、
笑顔で家路に着きたいと思っているが、
今季は特に思い通りにならない。
それでも
毎回、心が躍ってしまう。
浦和レッズが好きだから…。
![]() 【送料無料】なぜ、浦和レッズだけが世界に認められるのか |
0 件のコメント:
コメントを投稿